ものづくりの文化に触れる為、たくさんの工場、伝統工芸が存在する新潟の燕三条へ行ってきました。
まずは一軒目の『マルナオ』様。
↑休日だったので職人さんは一人しかいませんでしたが、平日はもっと多くの人数で作業をしているそうです。
↑工場で製造したお箸やスプーン、フォークなど、たくさんの商品が販売していました。
どれも繊細に作られていて、お土産屋さんなどを見ていてもすぐに飽きてしまう私でも、いつの間にか夢中になって商品を眺めていました。
↑こんなに大きなお箸がディスプレイとして飾ってあって驚きました!
↑そしてこんなところにまでお箸が!
仏壇彫刻から始まった本物の箸づくり
マルナオ
1939年創業。墨坪車をはじめ、千枚通しや糸巻きなどの大工道具を手掛ける。現在では、先人からの職人の手技と最先端技術を融合させた「食する道具」として、口当たりの良さを追求したお箸をつくるほか、黒檀のスプーンや万年筆などのステーショナリーも製造している。期間中は、箸作り体験を行う。
お次は二軒目の『諏訪田製作所』様。
↑外観がとてもオシャレで驚きました。
↑休日なのにも関わらず多くの職人さんが。
作業着も黒で統一されていてかっこよかったです。
↑爪切りの歴史の展示はどれも興味深かったです。
黒の美意識。世界に誇る爪切りブランド
諏訪田製作所
1926年創業。今年90周年。喰切、瓢箪型爪切り、植木盆栽用刃物などを手がけ、近年はデザイン性の高い爪切りが国内外で高く評価されている。職人のものづくりへの想いが伝わる洗練された工場もガラス越しに見学可能。期間中は、ネイル体験(体験1)、バックヤードツアー(体験2)、栗の皮剥き体験(体験3)を行う。
最後に三軒目の『玉川堂』様。
↑幅広い銅器を製造しています。
↑こんなに大きなやかんまで!
叩く音がこだまする、銅器の老舗
玉川堂 (にいがた県央マイスター)
1816年創業。当初は薬缶、その後、茶器や酒器、花器など幅広い銅器を製造。1枚の銅板から打ち出される銅器は使うほど手に馴染み光沢を帯びる。期間中は、ぐい呑み製作体験(体験1)、小皿製作体験(体験2)を行い、駐車場では移動式本屋「BOOK TRUCK」が書籍を販売、読書やCafegraphyのコーヒーも楽しめる。
ということで、計三軒の工場をまわりましたが、どの工場も興味深いものばかりであっという間の一日でした。
普段当たり前のように使っている物が職人さんの手によって長い時間をかけて完成して世界中に発信されていると思うと、感慨深いものがあります。
その他にも新潟燕三条にはたくさんの工場、伝統工芸が存在します。
http://kouba-fes.jp/category/2016/
皆様も旅行がてらこういった工場の見学をしてみては如何でしょうか。
以上、新潟研修の感想でした!