こんにちは。バッチリ缶バッジの中の人です。
皆さんは100均、100円均一ショップに良く行かれますか?
品物の種類が豊富で料金も安い100円ショップですが、最近は私のようなオタクの方向けのグッズが多数あるという情報をこの度キャッチしました。
これはチェックしなくては!と、さっそく近所の100円ショップに向かいました。
Contents
100円ショップに行ってみた
場所は浅草の某所、このあたりでは割と大き目のフロアにお店はありました。
キャンプ用品やキャラクターグッズも売られていたりと、最近の品ぞろえの豊富さを早速実感しつつ物色開始です。
文具、雑貨コーナーを見てみると、その一角にありました!
痛バック、バッジやアクキーを飾るコレクションケースや保護カバー等々
なるほどなるほど、最近のオタクの皆さんはこういった品物でグッズの管理をしているんですね。
これらの管理グッズについてはまた別の機会にお話しするとして今回、お店の中でびっくりする商品を見つけました!
缶バッジキットです!!!!!
通常機械を使って巻き込まないといけない缶バッジが機械なしで作れる?!
しかも100円で?!
どういうこと?!
予想外の商品の登場に思わず動揺しつつも一つ買ってみることにしました。
ちなみに購入したのは32㎜でしたが、他のサイズの缶バッジもございました。あな恐ろしや100均……。
実際に作ってみよう
さて、せっかくなのでこの100均缶バッジキットで実際に缶バッジを作ってみましょう。
まずは作り方を確認します。
あ、フィルムはついていないんですね。
バッチリ缶バッジでバッジを作る場合、保護用の透明フィルムをかぶせて作るのですが、このキットは紙や布を手作業で巻き込んで接着剤を使ってくっつけるそうです。なるほどなるほど
ちなみに裏面のパーツですが、針が取れて落っこちたりしないように安全ピン仕様となっていました。
さり気ない配慮にまた驚きです。
これを作った人、オタクの気持ちをわかっていますね。
作ってみた①紙を使う
では、まず紙を使ってバッジを作ります。
キットの台紙に印刷された型紙を切り、それを用紙に合わせてカットします。
自力で巻き込むためか*まきしろがだいぶ大きめです。
まきしろ=缶バッジの「フチ」の部分のこと。缶バッジを巻き込む部分になります。
紙を切ったら次は表面のパーツの裏側(ややこしいですね)に接着剤を塗ります。
内側に折り、巻き込んでいくので中心ではなく縁の部分にしっかり塗っていきます。
接着剤を塗ったら、切った紙の中心にパーツを置いてまきしろを折り込んでいきます。
上手く縁に沿って折りこんでいかないと綺麗な丸にならないので、ここが一番重要な作業です。
指を接着剤だらけにしつつも、なんとか無事紙を折りこむことが出来ました。
最後に裏面のパーツに接着剤を付けて二つのパーツをくっつけます。
表の向きに気を使いつつ、裏面も外れることのないようにしっかりと接着剤を付けて完成!!
無事出来上がりました!
裏面が接着剤だらけですが、かわいいバッジが出来上がりました!
しかし、フィルムがないのが気になるところです。紙だと水濡れに弱いし、汚れも付きやすいです。
なにかフィルムになるようなものはないか、そしてなにかもっと面白いバッジが出来ないか……
そんなことを考えながら次のバッジを作り始めました。
作ってみた②紙+セロファン
さて、無事紙でのバッジ製作に成功しました。
今度は応用してこのバッジキットの特性を生かしたものを作ってみました。
先ほどと同じように紙を表面パーツに折り込んでから、もうちょっと派手にしようと同じく100均で買ってきた立体シールも表面に貼り、それをセロファンでくるんで裏面パーツを接着しました。
出来上がりました!!
セロファンで表面を巻き、キャンディのような缶バッジが出来ました!ちょっと接着で手間取りましたが無事作れて良かったです。
バッチリ缶バッジでの製造方法では、表面パーツをセロファンで巻き込むというのは難しいのですが、裏面を後付け出来るこのキットならこんなかわいいバッジも作れました!
セロファンのなかにビーズなどを入れてシャカシャカと中身が動くのも面白いですね。
ビーズも買っておくべきでした。
作ってみた③布
パーツはまだ2個残っています。
次は紙ではなく布で作ってみました。
ちょうど社内にいらないTシャツがあったのでこちらを拝借、大胆に柄部分をカットして織り込んでいきました。
Tシャツからこんなかっこいいバッジが出来上がりました!
布の方が折り込みも接着もきれいにできたので、このキットは布を使ったバッジを作るのに適しているようです。
作ってみた④布+リボン・ビーズ・マスキングテープ
最後の一個は布と、100均で一緒に買ってきた小物でもうひと手間加えたものにしました。
布を折り込みリボンを挟んで裏面パーツを接着します。裏面はこれで完成!
表はマスキングテープを貼ったり、ビーズを接着剤で貼り付けて完成!
リボンを付けることによってロゼット風に、更にビーズとマスキングテープで飾り付けた結果、華やかでかわいいバッジが出来上がりました。
ロゼットもバッチリ缶バッジの製造方法では作ることは難しいのですが、後付けパーツのおかげで無事完成しました。
100円均一 vs バッチリ缶バッジ 価格・製作日数の比較
最小ロット(10個)のノーマル缶バッジ(フックピンタイプ)のコスト表はコチラ!
サイズ | 25mm | 32mm | 38mm | 44mm | 57mm | 76mm |
価格 | @40円 | @49円 | @58円 | @67円 | @73円 | @87円 |
今回お試しをした100円均一の缶バッジが32mmになるので、バッチリ缶バッジを利用した場合と比較をすると、下記の通りになります。
100円均一 | バッチリ缶バッジ | |
費用 | 100円 | 1,539円 |
製作日数 | 1日 | 5日~7日程度 |
仕上がり | ほどほど | バッチリ綺麗 |
※バッチリ缶バッジの費用には、商品合計、消費税、送料(1,000円)が含まれております。
費用、製作日数は圧倒的に100円均一が上ですね。お引き取りの場合、送料がかからない場合もございますので、お近くにお住まいの方は、引き取りサービスを是非ご活用ください!
比較した缶バッジの詳細が見れるページはコチラ↓
感想
偶然見かけた製作キットでの缶バッジ製作でしたが、やってみるとなかなか楽しかったです。
作りながら「こうしてみたらどうなるかな?」「この材料使ってみたら面白いのでは?」
など色々考えながら作業する過程と、完成した時の達成感はものづくりの大事な部分だなと改めて感じたところです。
しかし手作りだとどうしても強度が頼りない部分が出てくるので、しっかりした作りのバッジをたくさん作りたい場合はやはり業者を利用するのがおすすめです。
リアライズのバッチリ缶バッジは最低10個から製作可能で、布を使ったバッジも製作可能です。
自分で作るか業者で作るか……ご自身の用途に合わせて、ものづくりを楽しんでください。
その他、様々な缶バッジの紹介については下記からご確認くださいませ!
そして、ご自身で作ったバッジを長い間使い続けたいという方は保管方法について書いてあるこちらの記事も合わせてご覧ください。